SSブログ

なんでこんな物を写したの? だって見たことないから~

画像整理中に見つけた、なんでこんなものを写したの?というものです。

でも、日本では見られないっしょ? 

  まず最初が、桂林の西街での紹介ページにも載せましたが、
   なんでこんなのが、西街の道路のど真ん中にあるわけ?
これって「耕運機」ですよね? あの田んぼを耕す時に使う。
まあ日本でもたまに農村で乗用にして、リヤカーなんかを引っ張ったりしてるのを、見かけたことはありますが、かなりの年代物の耕運機です。
しかも後に付いているホロがまた味があると思いませんか? それに天井に乗っけてるのはバケツ?
ひとつひとつを観察すると、すんごい乗り物です。相当に年老いた馬を無理やり馬車に仕立てているような…
d 西街 ブログ.JPG

  次は西安の「兵馬俑坑」のそばで、バスの車窓から見つけて、思わずシャッターを押してしまった画像です。
昔も昔、まだ自動車がさほど普及していない頃に、日本でも「オート三輪」たる乗り物が存在してました。
まあ、それのようでもありますが、やはりハンドルはバイク形式なんでしょうか?
そう言えば、前輪だけバイクのタイヤのような…?
なんか全体的に、いろんなパーツを無理やりくっつけたように見えるのは、自分だけですか?
車窓 (3).jpg

  最後は「桂林」の高速道路の料金所です。
この写真は、自分が中国で最初に写したものです。 この料金所を見た時に夢中でシャッターを押してました、夜中だということもすっかり忘れて。
小さなロープウェイのような、角張った感じがなんとも言えない雰囲気を醸し出しています。
その上に乗せた看板の存在も見事です。
西安近郊の料金所と比べてみてください。 なんでこんなに差があるの?
07.8.13高速料金所.jpg
こちらは西安近郊
車窓 (4).jpg
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

ドラマ「大地の子」で見た貧しい家、それが今も生活の場

  中国をバスで移動する時、その見るからに貧しい粗末な建物をよく目にしました。

  初めて中国を訪れた「桂林」の郊外、一人参加で、隣に話す人もいないわけで、バスの窓外にずっと目を走らせていたのですが、 道路沿いには煉瓦造りの壊れかけたような建物、汚れた下着のシャツ姿の人々、けっして豊かではない生活が垣間見えてます。

  山間の道路に入った頃何気に、中国っぽい景色を見ていると、小さな小さな煉瓦を積み上げた建物が目に入りました。
ほんとに小さくてボロボロで、昔の建物が空き家になってほったらかしになってるのかな?そう思い込んだのです。
  そして、思い浮かべたのは、何年か前にNHKで放送され、俳優の上川隆也の出世作ともなったドラマ「大地の子」です。 生き別れになった妹が亡くなる時に登場した貧しい家、あれがこんな感じだったのかもしれないな(?)などと思いながら、そのままバスの中からその建物を目で追っていると、建物の脇に洗濯物が干してあるのに気付きました。

  じゃあ納屋なのかな(?)とその付近を見てみるのですが、他に母屋らしき建物は何もありません。
  戦後の貧しい時代の遺物が、そのまま放置されていると決めてかかって見ていた家が、今現在も人が生活している家でした。
人が生活しているなんて、とうてい思えないような、本当に小さくて壊れそうな建物なんですよ、そこに実際に生活をしている人がいると知った驚きといったら、まさにカルチャーショックでした。
  戦後60年以上も経った今も、戦後の貧しい時代を伝えるドラマの光景が、今もそのまま農村部には存在していること自体、本当に信じられないことですが、実際にこの目で見た真実の姿です。

  これもNHKの番組で、最近の医療の現状を伝えるものでしたが、大都市の大病院に農村部の患った人達が押し寄せ、おびただしい人の数になります。
病人自らも徹夜して待ち、それでも診察券が手に入る確証は無く、また次の日も徹夜をしなければならないという、医療の現場での有様です。
そして、その治療のために財産をも底をつくという医療費で、生活が困窮するという農村部の家族。
  しかしその一方で、それを上から見下すように、隣には超高級な金持ち専用の病棟が悠々と建っている。

  都市部の大きなマンションと、農村部の小さな壊れそうな家屋、その両方を目にしてきて、その現状が決して絵空事ではなく、今中国が直面している超超格差社会、それが実感としてわかる気がしています。

  今回は少し重いテーマになってしまいましたが、これも中国旅行での光景のひとつとして書いてみました。


《画像は、西安と桂林の農村部の一部です。これはまだいい方の家屋です》
西安近郊
車窓 (1)ブログ.JPG車窓 (6)ブログ.JPG
桂林近郊
車窓 (1)ブログ.JPG車窓 ブログ.JPG


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

見てきたから思う 「よくぞ間に合わせたオリンピック」

  画像を見直していて、すっかりツアーコースの上で忘れきっていたものがありました。
それがタイトルどおりの「オリンピックスタジアム」 通称「鳥の巣」です。

  あんな頃はオリンピックを控え、その存在がクローズアップされていた「鳥の巣」
みんながバスの窓から身を乗り出すようにして夢中になってましたし、走るバスからは写しにくい写真をしきりに撮っていたものです。
そんなこともどこへやら、もうオリンピックは過去のもの、とばかりに、コースの中に登場させるのさえ忘れてました。
  人の記憶なんて薄情なものです、あんなに注目していたのに、終わってしまったら話題にもならない。
今は「鳥の巣」どうしてるんでしょう? 閑古鳥の巣になっていたりして…(笑)

f 北京五輪メイン (1)ブログ.JPGf 北京五輪メインブログ.JPG
  冗談はさておき、あんな頃の話題を書いておきます。
我々が訪れたのは4月になろうかという頃なので、もうオリンピックの開幕までに5ヶ月をきってました。
画像をご覧ください。 まだまだ凄い状況で、建物は完成に近づいているのに、周囲はまるっきりそんな状態ではありませんでした。
  北京のガイドさんが、「我々中国人は、国の力を信じてやりきると信じてましたが、この状態を見ると無理かもしれないと、かなり不安になってきました」 と本音を覗かせてました。
それくらい周囲は植樹もはかどっていない荒地の状態だったのです。

  しかし、あの中国のお国柄、体質でよく間に合わせたものだと、実際にこの目で見て来た人間だから本当に驚かされましたね、あの開幕した時の姿には。
よっぽどお国の威厳を誇示するために、急ピッチで完成にこぎつけたのでしょう。
「底力を持ってるよ」 と改めて中国の人を見る目が変わりました。
ただ、だったら初めからその底力を発揮すれば、もっともっと楽な日程になったろうに、とも思いますが…(笑)


  あんなに話題になった中国でのオリンピック開催。
終わってしまえば、どんどん記憶から遠ざかり忘れていってしまう。
北京の空港だけにしかなくて、他の空港では入手できなかったオリンピックの正規のキャップ、姪のためにお土産に買ってきたけど、被ってもらえたんだろうか? 今頃はきっと箪笥の奥で肥やしになっていることでしょう。
我々の記憶と同じように。

【選手村】
f 北京五輪選手村 (2)ブログ.JPG  
nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

台湾旅行中、我が家の猫は大パニック

  直接旅行の話題ではないですが、これも旅行の思い出としては忘れられない出来事なので、書いておくことにしました。

  台湾への3泊4日の旅行、夜着の便なのでお昼過ぎに我が家を出ました。
犬のダックス嬢は犬の習性上、与えられた餌は見境無く食べるし、トイレシートの交換は必要だし、ということで送迎付きのペットホテルに朝預けてあります。

  猫のシャム君は、こちらはお利口なので餌は加減して食べるし、トイレはペット用のトイレ砂を2つ用意してあるので、4日くらいは大丈夫、ということでいつも安心して出かけられます。

  マンションのダブルロックをして、いざ出かけたのはいいのですが、セントレアに向かう電車の中からずっとです、何か不安のような、何かを忘れたような、いつもとは違う感覚がつきまとってました。

  吸っていたタバコは完全に消えていたはず、余計な電源は切ったはず、コンセントの節電スイッチも切ってきたし、ガスも使ってないから大丈夫、いろいろ思い返しても思い当たることがない。
猫の餌は充分に補充してきたし、ペットボトルの水も入れた、やることは完璧にやって出たはずなのに、一向におかしな不安が消えないまま。


  旅行中はそんなことは忘れてましたが、旅行を終えて地下鉄の出口を出て、我が家に歩いて戻る途中から、またいつもとは違う感覚。
マンションが近づくに連れて怖くなります。
「ちゃんとマンションあるよな? 我が家から火が出て…なんてことないよな」 そんなことを考えながら帰り着いたマンション。
  「無事だよ、何にもない、よかった」と部屋の鍵を開けドアを開けると………


 フギャ~ フギャ~ ガリガリと、遠くから猫の声と引っ掻くような音が聞こえる。

とにかく中へ入ると、猫の泣き喚く声がはっきりと聞こえる。
聞こえてくるのは、風呂と洗面所になっているドアの中からだ。

  そのドアを開けると、我が家のシャム君が声を嗄らしたガラガラ声で飛び出してきた。
驚いたのなんのって、出かける時にどこかで寝ているとばかり思った猫が、自分が出がけに髪をとかしに洗面所へ入った時に一緒に入り、そのまま隅にでも寝転がったようだ。
それを知らないものだから、自分はドアを締め切ってしまっていた。

  「じゃあ、まるっと4日間も飲まず食わずかよ、お前」

  風呂場はオシッコ臭い、壁紙は引っ掻いて破れている。
普段ならビシバシ叱るところだが、それどころではない。
声を嗄らして足元に擦り寄ってくる猫を抱き上げ、抱きしめたのは言うまでもない。


  猫ってトイレは結構我慢できるものなんですね、便はどこにもしてなかったし、オシッコは風呂場の中だけだから洗って換気扇を回せば大丈夫だし、パニックになっても世話のかからない、行儀のいい我が家の猫です。

  その日は猫も自分から離れようともせず、自分もいつもなら「うっとおしい」と追い払うけど、翌日に犬が戻るまでの間、一匹と一人は水入らずの時間を過ごしました。

  これもおかしなおかしな旅行の思い出です。
うっかりやの飼い主に飼われている、かわいそうな猫のお話でした。




nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

台湾の横断歩道は命がけ

  お隣の国を旅行していて、一番日本の良さを実感できるのが交通ルールでした。

  韓国でも歩行者信号が青なのに、車が突っ込んできて怖い目にあったことがあります。
  中国本土は交通ルール、あるんですかねぇ、ってな感じです。

  でも、本土のように交通ルールがあるかどうかもわからない、全てが危険と隣り合わせだと分かっていれば、それなりに覚悟して、一気に「そ~れっ!」って渡ることもできるわけですが、中途半端でかえって怖いのが台湾です。

  地下鉄の駅に向かったり、食事の場所を探すために歩いていて、細かったり広かったり、様々な交差点を渡らなければならないことがよくあります。

  もう怖い怖い、日本人には特に怖いです。
なぜかと言うと、ちゃんと歩行者用の信号が横断歩道に設置されているからです。
我々はそれを目安にして渡ろうとします、歩行者用が青なのだから、当然右折(台湾は車が右側通行なので)してくる車は歩行者が渡るのを待っていてくれる、そう思いますよね、日本人の感覚は。
歩行者優先に慣れきってしまっているから。

  だから平気で前に歩を進めようとします、ところが!来るわ来るわ、バイクの集団が。
次々に突っ込んできます、歩行者? 目に入ってません!
バイクは特に怖いです、まだ姿がないように見えても、突然に姿を現して突っ込んできますからね。
  「おい、どれだけ来るねん! いつになったら渡らしてくれるねん!」ほんと、そんな感じです。
台湾の歩行者は慣れてるから、それをかいくぐってうまく渡りますが、自分は歩行者優先に慣れてるから、戸惑ってなかなか渡れません。
初日は、歩行者信号が点滅しだして、やっとのことで渡ることができるという繰り返しでした。

  以前にも書いたかなあ? 青になったから渡ろうとしたら、バスが右折してきた、自分が渡りかけようとしていたのでバスは急ブレーキをかけた、こちらもバスが止まったから、「バスならプロだから歩行者優先だろう」と再び歩き出した。
そうしたら、バスも動き出す、こちらが渡るのなんか待っていてくれるはずもなかった。
もう危ないところでした。 バスの運転手を見たら怖い顔で睨んでいる、こちらも睨み返してやる。
でも、自分が止まったのを見るや突っ切って行きました。

  韓国でもよくあります、でも韓国は歩行者が負けじと渡れば、待っていてくれるからまだましです。
  台湾は絶対に待ってはくれません、歩行者は遠慮せえ!そんな感覚です。

  台湾の歩行者用信号はあてにはできない、右見て左見て、自分の目でよく見て渡りましょう。


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。