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韓国ソウル 朝鮮王朝さながらの徳寿宮「守門将交代儀式」

徳寿宮 08.1.12 大漢門.JPG
動画はこちらでまとめるため「自由気ままな韓国一人旅」から移行させました。


  初回の韓国ソウル旅行で、「ソウルタワー」からせっせこと歩いて、市庁近くのホテルまで戻る途中にこの徳寿宮の前を通りました。
その時に目にしたのが、カラフルな韓国特有の大太鼓です。
  「何?お祭?」と思いながら歩いている途中に思い出しました。
  「そういえば、ナビに朝鮮時代の門番の交代儀式だとかがあるって書いてあったっけ」

  この太鼓の存在が、自分のものずきに火をつけ、二度目の韓国行きのきっかけを作り、ビデオカメラを手に訪れることになった次第です。
徳寿宮 08.1.12 大漢門 (8)ブログ.JPG徳寿宮 08.1.12 大漢門 (10)ブログ.JPG

  以前にも書きましたが、タクシーで駆けつけた時にはその回の終了の時点でした。
ここが゛普通゛とは違う気ままな一人旅、決めたらきちんとカメラに収めないと気が済まない偏屈人間、のんびりと次の回の開始まで待って一番先頭でカメラを構えてました。

  この交代儀式、小さなものは「ソウルタワー」の狼煙(のろし)台、そして今は無き「南大門」、「景福宮」と様々に行われています。
その中でも一番多くの人が観るのがここ「徳寿宮」でしょう。
なんたって都心で、行き交う人がついでに足を止めて観る機会が多いですから。
  でも、なかなかこれだけを目的にする人も少ないのではないでしょうか、自分のような物好きで時間に余裕のない旅行でないと。

  スピーカーで韓国語・英語・日本語・中国語の解説が入ります。
その時に日本語で「カントックン」と聞こえるのです、初めはそういう役職? とか思って聞いていたけど意味が合わない、実は「監督」 だったんですね、いかにも外国で聞く日本語らしいです。
日本語は簡潔に用件を伝えられる言語だというのが、改めて実感できます、同じ意味を説明しているのに、日本語は簡単に終わってしまいます。
 この解説は正直なところ聞きづらいのですが、4カ国語でちゃんとやってくれること自体が有難い配慮だとは思います。

  最後に全ての儀式が終わると、守門将と一緒に写真を撮りたい希望者の列が集められます。
その時の親子の勢いは凄いです、韓国ならではなのか、それともモンスターペアレンツがどの国にも増殖してきているのか(?) とにかく、その付近でぼやぼやしてたら、突き倒されかねないのでご注意。

こうやって撮るために、最後に列をつくります
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「万里の長城」を一緒に歩いて体感しませんか?

e 万里の長城 (9).JPG
万里の長城の一番ポピュラーな観光地「八達嶺」、そしてそこにある「女坂」と「男坂」

「女坂」は比較的楽だというのですが、とんでもなかったです。
ツアーの他の仲間が途中で全てギブアップし、行き止まり地点まで行ったのは自分ひとり、それもそのはず、年齢層の高かったツアーです、足には自信のある自分が「ハー ハー」と息を切らして歩いたのですから。

  階段状になっている段も、大きな幅から小刻みな階段まで、段の無い坂が続いている地点もあります。
それでまず足にきます、一定でない段の上り下りは相当に足に負担がかかります。

  そのうえ、そのアップダウンの繰り返しのすごさときたら半端じゃない、上り上り下りまた上り、当然ですよね、前を見ると長城の先はずっと上に見えるからそこを目指す、それなのにその間には谷間がいくつも。
自分は相当な息切れ状態でした。 恐いくらいに急な階段もあります、下りる時には怖くて手摺りに摑まるためにビデオカメラを一旦止めたほどです。

  でも、周りを見ると中国人からは殆ど息切れは聞こえてこない、それどころか走ってる人までいる。
  見張り台の中には物売りの姿もある、この人達は商品を抱えてここまで上ってきているはずです。
ずっとずっと下の、多分駐車場のあたりから、いや、バスも近くまでは入るのを規制されていたのだから、そのずっと下の方からかもしれない。すごいタフな人達ばかりです、そのうえすごくタフな生活力です。


  しかし考えてみれば、この一部分を歩くだけでも息が切れる長城で、太古の兵士は重い武器を持って警備をし、走り回って戦ってきているわけです。
そのまた昔には、この長城を築くためにレンガを運び、工具を運び、長城の段々どころか、何も無い険しい山の尾根を歩き作業をしてきたわけです。
  その人達の子孫である今の中国の人々、そのタフさも延々と引き継がれてきてるんでしょうか。

  辺境の地には今もなお、歩くしかない凄まじい大地が広がる中国、我々のように少しの長城を歩いただけで息切れがするような体力では、とうていこの地では生きていけそうもない。

  動画はただただ万里の長城を歩くだけです。
  でも、歩きながら見上げた景色、上り下りの激しい様子、少しは体感してもらえるかもしれません。



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忘れられない船からの夜景 「桂林ナイトクルーズ」

桂林 クルージング.JPG
  同時進行している「自由気ままな韓国一人旅」をご覧頂いた方は、もうご存知かと思いますが、DVD保存してあった映像を変換して、You Tubeで見ていただくことできるようになりました。

 これからビデオ撮影してきたものは順にアップしていきたいと思いますが、真っ先にアップしたかったのが、この桂林のナイトクルーズです。
画質は落ちていて、その場の美しさはお伝えしようもないですが、DVDから取り出した画像よりはまだましかと思います。
  川の沿岸、そしていくつか渡る橋は普通に人や車が行き交う、本当に普段の生活の場です。
それがライトアップされ、こんなに変身して観光客を楽しませてくれています。

1~3は、ツアー仲間の馬鹿話が多いので、ミュージックに変えてあります(選曲ミスかも?)
4については、生演奏が入っている関係でそのままの音声にしてあります。
また、韓国の方でも書いてますが、無料の体験ソフトを試用しての変換なので、時々CMが中央に入りますので、ご了承をお願いします。





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ホテルの部屋は真っ暗闇、オマヌケな勘違い

  ホテル関係の話題で、とんだ勘違いをして、ツアーの仲間に大恥をかいたことがあります。

  桂林から広州へ入り、広州で1泊してから帰国という、最後のホテルでのことでした。

  以前にも書きましたが、その日は雷を伴ったひどい降りの雨で、広州の空港が一時閉鎖されたため、桂林で飛行機に乗ったまま少し足止めを喰いました。
なんとか遅れて飛行機は飛んだものの、今度は空港で荷物が行方不明になり出てこないというアクシデント。

  そういった複合的なアクシデントで、ホテルに入ったのが真夜中、明朝はかなり早い出発予定になっているという夜のことです。
もう疲れきって部屋に入り、あちこちの電源スイッチを押したのに何にも点灯しないんです。
テレビの電源も入れてみたけどまったく駄目。
外は激しい雨と雷が時々光ってました。

  自分はここで特有の自己判断を下します。
「きっと雷で電線でもやられて停電しているんだろう、なんたって中国のホテルだから、対応もできないでいるんだ」などというオマヌケな。
ホテルの中を普通に歩いて部屋に入ったくせに、自分の部屋が停電だなんて、今思えば信じられない馬鹿っぷりです。
  仕方なく簡単な荷物の整理やトイレへは、タバコのライターの火を付けて動いたりしてました。
もう真夜中で、数時間寝るだけのこと、フロントや他の方に確認する気もなく、早々にベッドに入ることに決めたのです。
真っ暗です、灯りと言えば時々光る雷だけという中、ただひたすら眠るしかない夜でした。

  朝は早いので、そのまま簡単に身支度を整えて、ロビーで他の方達と話している時に、「ずっと停電してましたよね、皆さんどうされてました?」などと聞くと、みんな呆気にとられているのです。

「ちゃんとついたよ、もしかして…… 、キーを入り口の差込に入れました?」

「エッ ??」

  自分は知りませんでした。多分疲れてガイドさんの話も上の空だったんでしょう。
普通にキーがぶら下がっている部屋番号を書いたプレート、それを差し込むシステムがあること自体から知りませんでした。

そういうシステムは、カードキーだけのものだと思ってました。
古いごく普通に鍵がぶら下がっているキーに、そんなシステムがあるということを、その時に初めて知ったのです。
その後は、中国でも韓国でもそういうのが多く、むしろカードキーの方が少ないということが分かってくるのですが、その時は恥ずかしいけど、カードキーしか知らなかったのです。

  そんなシステムも知らないで、停電だと思い込んで真っ暗闇の一夜を過ごした自分てなんだったんでしょう。
しかも、ご丁寧にみんなの前でお馬鹿ぶりを披露してしまうとは。

  中国だからこんなことも在り得る、そんなことを疑いもせず思った自分は、中国を馬鹿にして、かえって自分のそそっかしやのお馬鹿を再認識することになってしまいました(笑)
でもこのおかげで、どんなに古いホテルでも、どんなに古い型のキーでも、差込み電源の役割をするホテルが多いということを覚えて、ひとつだけお馬鹿から脱皮できたというお話でした。
  
  初めての海外旅行である最後の夜は、こんな一生忘れることのできない、すばらしい(?) 思い出を残してくれました(苦笑)

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ガイドさんからの注意事項 「タオルは貴重品」  

  ツアーの場合、バスの中などで添乗員さんやガイドさんから、いろいろな注意事項を聞きますが、その中で特に記憶に残っているのが 「タオル」のことです。

  これも最初に出かけた桂林での話です。

  「ホテルに備え付けてあるタオルは汚さないで下さい」と、ホテルへ入る前のバスの中で注意をされました。
  
  その後の中国ツアーではそんな注意は受けなかったので、地域限定かホテル限定かは定かではありませんが、とにかく変わった注意事項でした。

  ガイドさんが言うには、「中国では布製品は貴重品の部類に入るので、もしひどく汚したりすると、弁償をしなければならなくなります」 というものでした。
現に以前の日本のツアー客で、フルーツを食べたその果汁がとれなくて、弁償させられた人がいるというのです。
「ですから、間違っても靴の汚れなんかを拭いたりしては駄目ですよ、日本に帰ってからも請求書が届きますからね」と。
その辺は冗談なのか本当なのか見当もつきませんが、わざわざバスの中での注意事項にあげるというのは、全くの嘘や冗談でないのは事実でしょう。

  日本なんかでは、たいていタオルはサービスのようなもの、小さな旅館でさえ名前入りのタオルが使い捨て、持ち帰り自由という代物。
ホテルなどでセンスのいいバスタオルなんかがあると、それまで持ってきてしまったり、バスローブまでってことまであるのが現状です。
もちろん中国でタオルを持って帰る、なんて感覚はもってのほかですが。
汚してはダメってことは、泥棒になっちゃうんですかね、そういうことになりますよね。

  これも中国ならではの話で、しかも中国ならそういうこともあるかもな…なんて、すぐ納得できてしまうのがこれまた面白いところです。


  それから、トイレの紙は流さないで、備え付けのクズ箱に入れるんだとか。
自分は知らずに平気で流してましたが、これは他の人達から教えてもらいました。知ったあとも平気で流してましたけどね。 詰まらなくてよかったです。

  でもその時の注意にトイレの紙の話はなくて、タオルの話はあったんだから、やはりタオルの件の方が重要な注意事項…だったんでしょうね。
  
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