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ガイドさんからの注意事項 「タオルは貴重品」  

  ツアーの場合、バスの中などで添乗員さんやガイドさんから、いろいろな注意事項を聞きますが、その中で特に記憶に残っているのが 「タオル」のことです。

  これも最初に出かけた桂林での話です。

  「ホテルに備え付けてあるタオルは汚さないで下さい」と、ホテルへ入る前のバスの中で注意をされました。
  
  その後の中国ツアーではそんな注意は受けなかったので、地域限定かホテル限定かは定かではありませんが、とにかく変わった注意事項でした。

  ガイドさんが言うには、「中国では布製品は貴重品の部類に入るので、もしひどく汚したりすると、弁償をしなければならなくなります」 というものでした。
現に以前の日本のツアー客で、フルーツを食べたその果汁がとれなくて、弁償させられた人がいるというのです。
「ですから、間違っても靴の汚れなんかを拭いたりしては駄目ですよ、日本に帰ってからも請求書が届きますからね」と。
その辺は冗談なのか本当なのか見当もつきませんが、わざわざバスの中での注意事項にあげるというのは、全くの嘘や冗談でないのは事実でしょう。

  日本なんかでは、たいていタオルはサービスのようなもの、小さな旅館でさえ名前入りのタオルが使い捨て、持ち帰り自由という代物。
ホテルなどでセンスのいいバスタオルなんかがあると、それまで持ってきてしまったり、バスローブまでってことまであるのが現状です。
もちろん中国でタオルを持って帰る、なんて感覚はもってのほかですが。
汚してはダメってことは、泥棒になっちゃうんですかね、そういうことになりますよね。

  これも中国ならではの話で、しかも中国ならそういうこともあるかもな…なんて、すぐ納得できてしまうのがこれまた面白いところです。


  それから、トイレの紙は流さないで、備え付けのクズ箱に入れるんだとか。
自分は知らずに平気で流してましたが、これは他の人達から教えてもらいました。知ったあとも平気で流してましたけどね。 詰まらなくてよかったです。

  でもその時の注意にトイレの紙の話はなくて、タオルの話はあったんだから、やはりタオルの件の方が重要な注意事項…だったんでしょうね。
  
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